Never give up until you succeed.
我々は2つの国難を経験しました。
即ち人災である第二次世界大戦は、280万人の犠牲者を出し、原爆投下で惨めな終戦を迎えました。 その後、世界情勢の変化による後押しもありましたが、目覚ましい復興を遂げ、世界第2の経済大国になりました。これは明治維新以来、脈々と 継がれた優秀な日本人の持っている遺伝子といえます。
そして今回、第2の国難である天災、東日本大震災の真っただ中にあります。原発による放射能も過去の大戦と同様に深刻です。 しかし、日本人の持つ優秀な遺伝子によって必ずや立派に復興することを信じています。 ニューヨークタイムズ紙に、北米トヨタの社長(米国人)が、日本人は不屈の精神を持っている、必ず立ち直るだろうと書いております。
私達は医療の分野で、出来る限りの貢献をしたいと考えています。特に産科は、日本人の持つ優れた遺伝子を継承して、将来の日本を支える赤 ちゃん、お母さんを扱う貴い仕事をしている分野です。誇りを持って頑張っていきましょう。ここで少し、病院について触れておきましょう。
聖路加国際病院で習得した米国式産科学をさらに極めるため、アメリカ・ジョンズ・ホプキンス大学で研鑽を積み帰国、習得した産科学を地域 医療に貢献すべく、昭和47年に府中市に東府中病院を開設しました。 開院当初から、医師・薬剤師・助産師・ナース・事務ほか、それぞれの力を 発揮できることを活かした「チーム医療」を掲げて活動し、今では地域の基幹病院として信頼を得ています。
「医は愛」という理念のもと、患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら、最高の医療を提供し、日本の未来を担う貴い赤ちゃん一人 一人の誕生と成長を守る病院であり続けていきたいという使命感は今もなお変わりません。
平成二十四年 元旦
医療法人社団清新会 東府中病院
理事長・院長 十藏寺 新
【神龍図】干支連作より
橋本明治 画伯筆(1904~1991)
清新会理事長 十藏寺新の義兄
日本画家。島根県生まれ。
日展を中心に作品を発表。
法隆寺金堂壁画の再現模写主任。
昭和49年文化勲章受章。