医療法人社団 新愛会 東府中病院

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婦人科

婦人科診療内容

婦人科一般

内診、子宮がん検診(細胞診、組織診)、超音波断層検査、性感染症検査、血液検査などを行っています。
MRIやCTなどの画像検査が必要な場合は連携施設で検査を行います。

以下のような症状があればご相談ください。
参考:公益社団法人日本産婦人科学会HPより『病気を知ろう』
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/index.html
産婦人科診療ガイドライン婦人科編2017 日本産科婦人科学会 発行

不正出血

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月経ではない期間に起こる出血は、茶色、鮮血、褐色どれでも不正出血といわれます。
ホルモンバランスで生じることが多いですが、子宮本体に異常がないと確認されることが前提です。不正出血は子宮異常がない(器質的に異常がないと表現します)ことを確認するためには子宮がん検診をすることをお勧めしていますので、子宮頸がん検査、子宮体がん検査などを行います。また、子宮頸管ポリープといい、子宮の入り口に粘膜のイボのようなものや、子宮筋腫などの腫瘍も、不正出血の原因となりうるため、診察の際に経腟超音波断層検査も必要があれば行います。
治療は、原因にも寄りますが、悪性の病気でないことを確認し、内服治療や外科的治療を行います。子宮筋腫は、子宮鏡手術、腹腔鏡手術が必要な場合は当院では行っていないため、高次施設へご紹介させていただいています。

腹痛(腹部膨満、腹部腫瘤、臓器脱)

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(腹部膨満、腹部腫瘤)

腹痛は子宮や卵巣に腫瘍がないか、内診や経腟超音波検査にて評価します。
子宮や卵巣に腫瘍がある場合、位置や大きさ、腫瘍マーカーという採血検査により手術や薬物治療が効果ある場合があります。
また、腹痛に発熱を伴い、腟から細菌やウィルスが子宮内に入り卵管や腹腔内に感染する場合があります(腹膜炎といいます)。原因と程度によっては、入院管理が必要な場合がありますので、症状が持続する場合は外来にご相談ください。

(外陰部腫瘤、臓器脱)

外陰部にしこりがある場合、脂肪や細菌感染で皮膚にしこりができる場合があります。
痛みや熱を伴うことが多く、内服治療や切開などの処置が必要な場合があります。
また、腟の中に時々固いものが触れる、重いものを持ったり、しゃがんだりすると腟の間に何か塊が触れると、来院される方もいます。

帯下異常(かゆみ、おりものが多い)

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外陰部のかゆみや痛みを訴えて受診されるケースは外来では比較的多い割合を占めています。

性行為をきっかけに、かゆみやおりものが増える場合もありますが、腟内環境の変化により正常菌叢が乱れて病原菌が異常増殖するか、自浄作用の低下により病原菌が異常増殖する場合もあります。腟分泌物検査(培養検査、顕微鏡検査)や病原菌特定検査を行い、症状に合わせて治療を行います。

月経不順(周期の異常)

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月経(生理)は通常28日型など毎月同じ時期にほぼ同じ期間で出血することがほとんどですが、体調や環境の変化により左右されるといわれています。
25日〜38日以内の周期で月経があり、変動が6日以内であれば、正常周期の範囲であるため、そのままでよいといわれています。
しかし、『あるときから月経周期が変わった』、『月経周期が変化したことで精神的な変化が増えた』などの症状で、日常生活に負担を感じることがあればご相談ください。

過多月経、過長月経

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月経の量が増えたり、期間が延びたりした場合をいいます。
月経の量は、子宮本体に腫瘍(子宮筋腫、子宮腺筋症)があると増えることがあります。
また、腫瘍の位置によっては、腫瘍が小さくても貧血が進む程の経血(生理血)量がでることもあります。経腟超音波断層検査にて詳細を調べます。また、月経期間は平均3〜7日間の持続ですが、腫瘍があると量が増えるだけでなく、14日以上持続することも起こります。
子宮に腫瘍がなくても、ホルモン異常や冷え性などの体調異常でも月経期間が長くなることはあります。
一時的な場合も多いですが、血液検査や経腟超音波断層検査などで調べ、そのとき必要な治療について説明致します。

過少月経、稀発月経

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月経(生理)血は2日以内の場合、過少月経(過短月経)といわれています。
また、月経周期が39日以上、3か月以内で発来することを稀発月経といいます。いずれも、日常生活に支障がなければ、経過観察のことが多いです。子宮内腔癒着や子宮発育不全など原因がある場合、挙児希望がある場合は、原疾患の治療をすることになります。

月経は初潮から45歳くらいまでは毎月あれば問題ないですが、3ヶ月以上無月経(月経がない状態)があれば婦人科に相談されることをお勧めいたします。ただし18歳未満での無月経、稀発月経は女性本人が気にされないのであれば、早期の受診は必要ありません。無理なダイエットによる体重減少、体調の急激な変化やストレス、過剰なスポーツの負荷などで無月経が起こることもありますので、気軽にご相談ください。

月経困難症・月経異常・月経随伴症候群

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月経(生理)期間中に、月経に伴って起こる病的症状を月経困難症と呼びます。
月経随伴症候群とよばれることもあります。
下腹痛(生理痛)、腰痛、腹部膨満感、嘔気、下痢、頭痛、疲労感(脱力感)、食欲不振、イライラ、憂うつ症状、などがみられます。
あくまでも病的症状であれば、改善の必要がありますが、日常生活に負担なく、月経が過ぎれば消失するのであれば、経過観察でよいと思います。
まれに、20代でも、子宮筋腫や子宮内膜症などによる病態による月経困難症も近年では多くみられるといわれています。先ほど挙げた症状が毎月徐々に悪くなる、市販の鎮痛剤が効かないなど、心配なことがあれば、一度診察を受けて相談することをお薦めいたします。

月経前症候群

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月経前症候群(premenstrual syndrome:略してPMSと呼ばれることもあります)
は、月経周期の終わり(高温期)に症状が始まり、月経開始後数日で消失する精神的・身体的症状のことをいいます。多くは月経周期の度に繰り返し発生します。
主な症状として、
精神的症状:イライラ感、緊張、不安、気分の揺れ、落ち着きがない、注意力散漫、抑うつ、感情失禁、攻撃性、疲労感、食欲の変化、性欲の変化
身体的症状:全身のむくみ、乳房痛、体重増加、消化器症状、頭痛、のぼせ、めまい、座瘡などがあげられます。
原因としては、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)のアンバランス、プロラクチンやアルドステロンなどのホルモン分泌亢進、セロトニン分泌低下、ビタミンB6低下、精神的葛藤(ストレス)、社会的不安などが言われていますが、特徴として確立されたものはないようです。
治療としては、排卵周期をコントロールする、低用量ピルなどがよくあげられます。症状の程度や、妊娠希望などの条件を考慮し、漢方薬や精神安定剤なども治療に使われることもあります。
どの治療も、個々にメリット、デメリットがあると思いますので、気になる症状を感じているなら、お気軽にご相談ください。

不妊(挙児希望)相談

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1年以上妊娠計画を意識しても妊娠に至らない場合、相談に来られるケースが多いです。妊娠のタイミングを予測したり、排卵誘発剤使用の管理、人工授精などを行っています。
原因がどこにあるかを調べる検査にはいくつかあり、最適検査時期は決まっています。

当院で行っている検査

●ホルモン採血検査(月経3~5日目):
女性ホルモンやそれらを調節するホルモンバランス(下垂体ホルモン、甲状腺ホルモンなど)の異常を調べます。
●子宮卵管造影(レントゲン検査)(月経7~10日目):
子宮の形や、卵管の通過の異常を調べます。
●超音波断層法(月経12~15日目):
排卵予定日を経腟超音波で検査し予測します。月経周期のパターンにより、ひとにより排卵日は異なります。
●他血液検査
・抗ミュラー管ホルモン(AM H):卵巣予備能力を調べる検査です。(自費)
・抗精子抗体:精子の運動を妨げる免疫がないか調べる検査です。(自費)

更年期症状・更年期障害

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よく、ほてりが強くなった、最近疲れやすくなったと感じ、年齢に関係なく『更年期症状ではないか?』と心配されている方も多いと思います。
女性ホルモンのエストロゲン濃度は、20~30歳代でピークの時期を迎え、緩徐に低下し50歳頃に閉経を迎えます。その生殖期といわれる時期と、閉経以降の老年期といわれる間のことを『更年期』と称していて、年齢的には45歳~55歳頃に相当します(日本産科婦人科学会用語集 参照)。
更年期障害とは、卵巣機能の低下に起因したエストロゲン濃度の減少に加え、社会的、環境的要因が複雑に絡み合って、自律神経失調症状や精神神経障害症状などのさまざまな不定愁訴が出現する症候群をいいます。
●自律神経失調症状:ほてり、発汗など
●精神神経症状:不眠、憂うつなど
●不定愁訴:手足のしびれ、神経質、めまい、全身倦怠感、関節痛、頭痛、心悸亢進、蟻走感など
よって、個々により症状は同じでも、原因が異なれば治療も変わります。
治療法は、ホルモン補充療法、漢方薬、抗不安薬や精神神経作用薬などがあげられます。
診療の際には、血液検査(ホルモン値測定)を行い評価する場合もあります。また、症状の問診より、ほかの症状がないかを検索する必要があれば、血液検査を追加することもあります。

慢性倦怠感

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やる気が起きない、疲れやすいなど、内科で検診を受けても異常がないといわれる場合、多くはある出来事や心配事がきっかけで、心身症を起こしていることがあります。
本人の自覚なく、月経前症候群や更年期障害のこともあるので、思い当たる症状があれば、一度ご相談ください。
問診や採血検査を行い、症状に合わせた内服治療(漢方薬や精神薬など)を考えます。
症状によっては心療内科にご紹介することもしています。

子宮筋腫

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子宮にできる良性の腫瘍ですが、場所と大きさによって症状が様々です。
経過観察でよい場合もありますし、妊娠を考えている場合手術を先にした方がよい場合もあります。
また、手術以外にも、漢方療法やホルモン療法、子宮動脈塞栓術など、年齢と希望により選択肢がありますので、自分にとっての治療法はどれがいいのか、受診して相談してみましょう。

子宮内膜症

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生理に伴う痛み、月経量の増加などで診断される場合がありますが、子宮筋層の厚さの増加、子宮内膜症性卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)を認める場合を主に指します。子宮内膜症は身体の様々なところ(肺、膀胱内、腹腔内、大腸へ浸潤など)で現れ月経中、子宮以外のところで出血をして病状が進行して苦労される場合もあります(異所性子宮内膜症)。主な症状としては、月経に伴う痛みの増加、月経量の増加ですが、月経中の発熱や、排卵後より月経までの骨盤痛などで悩んでいる女性もおります。内膜症と認める腫瘍がある場合、手術療法もひとつですが、ホルモン療法や低用量ピルなどの保存療法もあります。症状と病状により治療の選択肢がありますので、思い当たる症状があれば、受診して相談してみましょう。

その他相談

●避妊相談
●アフターピル(緊急避妊)
●月経調整(生理をずらしたい)

婦人科検診

●子宮頸がん検診、子宮体がん検診

●乳がん検診(乳腺外来)

※通常の産婦人科外来では乳腺(乳房)の診察は行っておりません。

ご希望の場合は乳腺外来をお受けください。産後の母乳相談は電話でお申込みください。

●ブライダルチェック

血液検査(風疹・HBS・HCV・HIV・梅毒)
内診検査(クラミジア・子宮頸ガン・超音波検査)

●骨量測定

婦人科手術

●開腹手術
●日帰り手術(バルトリン腺腫瘍、子宮内膜ポリープ切除など)