生まれた瞬間から成長まで、お子さんとご家族に寄り添いたい
- 小児科
- 副院長
本間 瑶子(Yoko Homma)
資格
- 日本小児科学会認定 小児科専門医・指導医
- 日本周産期・新生児医学会認定 新生児専門医
- 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
- 新生児蘇生法(NCPR)専門コース修了
専門分野
- 小児アレルギー疾患
経歴
- 聖マリアンナ医科大学 卒業
- 聖マリアンナ医科大学関連病院(周産期センター含む)
- 国立病院機構 相模原病院
どのような想いで診療を行っていますか?
私が診療で大切にしているのは、「もし自分の家族だったらどうするだろう」という視点です。
小児科を受診されるご家族は、お子さんの症状だけでなく、「このまま様子を見ていて大丈夫だろうか」「受診したほうがいいのだろうか」といった不安を抱えて来院されることが少なくありません。
私は、検査を行うべきか、経過を見守るべきか、専門病院へ紹介するべきかなど、ひとつひとつの判断を「自分の子どもだったらどうするか」と考えながら行っています。
また、小児科で診療を受けるのはお子さんですが、実際にはご家族も大きな不安や負担を抱えていることが少なくありません。お子さんの発熱や体調不良が続くと、夜通しの看病で心も体も疲れてしまうこともあると思います。お子さんの体の不調だけではなく、ご家族の不安なお気持ちにも寄り添い、少しでも安心して笑顔で帰っていただけるような外来でありたいと思っています。
受診されたお子さんだけでなく、ご家族にも「相談してよかった」と思っていただける診療を目指しています。
専門分野について教えてください
私の専門は小児アレルギーです。
日本に2病院しかないアレルギー中心拠点病院の国立病院機構相模原病院で経験を積み、その後は大学病院で食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの診療に携わってきました。一方で、医師として経験を重ねる中で新生児医療や出産に関わる周産期医療に出会い、新しい命を迎える現場の素晴らしさや奥深さに強く惹かれました。
「子どもたちを、生まれた瞬間から成長まで支えたい」
そんな思いから、アレルギー専門医に加え、周産期(新生児)専門医も取得しました。
現在は、病棟で新生児の診察や処置に携わるとともに、外来では一般診療やアレルギー診療を行っています。生まれたばかりの赤ちゃんの健やかなスタートを支えることも、成長したお子さんの健康を見守ることも、私にとって大きなやりがいです。
アレルギー疾患はもちろん、新生児期からのさまざまな悩みや不安についても、幅広くご相談いただければと思います。
診療で大切にしていることは何ですか?
診療では医学的な正しさだけでなく、その子やご家族にとって本当に必要な医療は何かを考えることを大切にしています。「今までそうしてきたから」という慣例だけで治療を続けるのではなく、医学的な知見を大切にしながら、ご家族の思いや生活背景にも目を向け、一緒により良い方法を考えていきたいと思っています。
また、専門的な内容をできるだけわかりやすくお伝えし、ご家族が納得したうえで治療に臨めるよう努めています。
さらに、お子さんの年齢に応じて、ご家族だけでなくお子さん自身にも病気や治療について説明するようにしています。特にアレルギー疾患は長く付き合っていくことの多い慢性疾患です。だからこそ、食物アレルギーや気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの診療では、「やらされる治療」ではなく、お子さん自身が治療の必要性を理解し、自分から治療に向き合えるようサポートしていきたいと考えています。
患者さまとご家族へのメッセージ
お子さんの体調や成長について、少しでも気になることがあれば気軽にご相談ください。
「こんなことで受診していいのかな」「相談するほどではないかもしれない」と迷われることもあると思います。しかし、そのような時こそ遠慮なく頼っていただきたいと思っています。
私は子どもが大好きで、毎日たくさんの子どもたちやご家族と関わることができるこの仕事に、大きなやりがいを感じています。
東府中病院で診療を続けていると、ついこの間まで赤ちゃんだったお子さんが、お兄ちゃんやお姉ちゃんになる姿を見ることがあります。お母さんのお腹が少しずつ大きくなり、やがて当院で新しいご家族を迎えられる。病棟で生まれたばかりの赤ちゃんの診察に関わり、面会に来たお兄ちゃんやお姉ちゃんに、直接「おめでとう」と声をかけられる瞬間は、私にとってとても嬉しい時間です。
妊娠や出産は、ご家族にとって人生の節目です。そうしたかけがえのない時間に関わりながら、お子さんの成長やご家族の笑顔を見守ることができるのは、この仕事ならではの喜びだと感じています。
ご家族の笑顔に、私自身もたくさんの元気をもらっています。
赤ちゃんだったお子さんが成長し、元気な姿を見せてくれる。こうしてご家族の歩みを長く見守ることができるのも、周産期医療と小児医療の両方に携わることのできる東府中病院ならではの魅力だと感じています。
生まれたばかりの赤ちゃんから成長したお子さんまで、ご家族に寄り添いながら見守っていきたいと思っています。どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。